未来学校授業として、探究授業を行なってきました。
Change Maker :すでにご活躍されているチェンジメーカー(社会で困っている人たちを助け、社会の課題を解決する人々)の方々から経験に基づいたお話をしていただくことで総合的な探求の時間において生徒が考えている企画のブラッシュアップへつなげるというものです。
学生が考えている企画というのは、「困っている人を助ける」というテーマのもと、その原因や課題を考えていくというものです。困っている人とは社会問題に繋がる人から身近な人の小さな課題まで幅広く捉え、困っている人が困っている原因を多面的に考え、助けるアイデアを検討する活動を行っていきます。学生には「困っている人を助ける」という企画を考えるなかで、具体的に企画を改善したり、課題解決の方法を考えたりするだけではなく、企画(課題解決)をより良いものにするための課題に取り組む姿勢や考え方について講師の方々から学んでもらいたいと考えています。
授業内容
「Change Maker」として「浜松の困り事」を取り上げ、まずは学生達に今ある浜松の課題を考えてもらいました。
学生達からは、スケボーの危険性、交通インフラと事故など学生らしい様々な課題が挙げられました。
次のステップとして、SoZoneがどのような課題、ニーズがあって起業したか、また今の活動がどのようにSocial Changeに関わっているかをお話ししました。
話のキーワードは、学校教育として、どのような課題があり、解決するために新しい技術、学習指導要領改訂、温暖化などと組み合わせて活動を行なっている旨のお話をしました。
最後に、SoZone活動のキーワードとして
What: グローバルワークショップ、SDGs
How: 協働
For whom: 子供達
をまとめとして伝えました。
具体的な取り組みとして不登校問題を取り上げ、今行っている取り組み方や進め方をお話ししました。みんなにも身近なテーマであり自分ごとと捉えていたようで、かなり真剣に聞き入ってくれました。
ぜひ自分ごととして考えChange Makerとして、解決策を発表できるように探究に励んでもらいたいと思います。