子供たちに届いた言葉

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子供たちに届いたことば

「変わっていい」

今、子供たちにキャリア授業ということを行っています。キャリア教育の一環として、将来どういう職業に就きたいのかを見つめる授業です。

この授業の後で、子供達から感想文をいただけます。

今回は、その感想文(9月分)から、子供達にどのような言葉、話が響いたのかをAIテキストマイニングを使って分析してみました。(個人を特定するような言葉は含まれていません)

下の図は、子供たちの文章から単純に単語を抜き出しその検出頻度を文字の大きさで表したものです。さらに下の図は、それをベースに、単語1つ1つに言葉の重さ(重要度)をAIが判断して掛け合わせスコア化したものです。

検出頻度別では、

  • 夢は叶う
  • 目標を持つ
  • できる
  • 変わる
  • 考える
  • 努力

という言葉が上位にきているのがわかります。

家族でも、部活でも

スコア別では、

  • 夢は叶う
  • 目標を持つ
  • 地域社会
  • 未来のために
  • コミュニケーション力
  • 熱い思い
  • Backcasting
  • 努力
  • 心構え
  • 変わる

という言葉が上位にきています。

当方からは、夢は叶う。夢を叶えるためには、目標を持って努力することが大切!とお話ししているので、その辺りの言葉は子供たちに狙い通りに響いていることがわかりました。

ところで、分析してみて意外な言葉が子供に響いていたことがわかりました。「変わる」という言葉です。授業の中で「夢や目標は変わっていいんだよ」ということも話ししていますが、これは意図的に話しをしたわけではなく、自分の夢や目標が変わっていっていたために話をしたことです。

子供たちは、職業ということを一生に一度のこととして大きなできこと、ターニングポイントとして重く考え過ぎていたのかもしれません。「変わっていいんだよ」ということで少し肩の荷がありて少し気軽に考えられるようになったのでないでしょうか。

授業の話を家に帰って親御さんに話をしてくれた子供、授業の内容を部活に当てはめて気持ちを変えたら試合に勝てるようになった子供など、感想文からは当方は予想していなかった効果もあったようです。

就職するにはまだ少し時間がある子供たちですが、夢を叶えるために、目標を持って学校生活を送り、好きな事に打ち込んでほしいと思います。