ワークショップ活動概要

Workshop Activity

重点取り組みは、C:キャリア教育、E:SDGs環境教育、S:STEAM教育です。私達は4つの活動を通して、学校教育支援活動を行っていきます。

1.学校の「総合的な学習の時間」向けに、子供ワークショップの企画、運営を行います。

2.教育CSR活動に賛同頂ける企業と協働して、子供ワークショップの企画、運営を協働で行います。

3.ワークショップの内容は、学習指導要領、キャリア教育に準じ、教育によるSDGsも盛り込まれます

4.ファシリテータの育成を行っていきます。

あそびから知り、創造を学ぶ子供たちは、あそびながら自分たちでルールを作り新しいあそびを創り出します。子供たちのあそびの中には、驚かされることがいっぱいあります。
ただ、いつの間にか、そのようなことも忘れていってしまいます。
私たちは、あの楽しさ、驚きをもう一度呼び起こしたいと思います。
私たちが行うワークショップコンセプトの一例を紹介します。

重要な点は、その体験から何を学ぶかにあります。
非日常のあそび体験を通して知る活動により発見したことをベースに、創造の活動では日常の課題(例えば学校のごみを減らすには?)に当てはめてみんなで考え話し合い、課題を解決しそのルールを発見し社会に生かします。

このように、あそびから発見したことから始まりルールを決めて実行するワークショップコンセプトです。

ワークショップ実施までの流れ

Flow from planning to implementation of the workshop

(※1)お問い合わせフォームから申し込み願います。

ワークショッププログラム

Workshop program

*すべてのワークショッププログラムは浜松市教育委員会に承認、登録されています。

コースA:課題解決力を習得する

「正解もマニュアルも存在しない問題の、その状況における最適解を生み出す思考方法」のひとつである「デザイン思考」という手法を実践し、主体的に考えることを身につけるプログラムです。

キャリア教育を通して育てたい力である、社会的・職業的自立、社会・職業への円滑な移行に必要な力の要素、基礎的・汎用的能力の③「課題対応能力」の向上を目指します。

 活動内容(授業例)

1. みんなで遊びながら課題解決の基本となることを発見することから始まる
2. SDGsなどに関連する課題について調べ、潜在的な課題は何なのかを考える
3. 課題を解決するためのアイデアをブレーンストーミングなどの手法を用いて話し合っていく
4. 出てきたいろいろなアイデアを絞り込んで具体的なアクション計画を考え、発表する
5. それを実行し、新たに見えてきた課題をPDCAサイクルで改善していく

概要


*対象:小学校3年生から高校生

*ワークショップ時間:3時限(半日で3コマを続けて行うか1コマずつを3日間に分けて行うか選択可能

*ワークショップ実施単位:1クラス(1クラスの人数は原則6名以上40名以下)単位

*ワークショップ実施場所:  体育館の一部など100m2程度の広さが確保できる場所

*準備品:TVモニターまたはプロジェクター

*費用:ワークショップ実施料15,000円/1クラス3時限または一人500円xクラス人数のどちらか負担費用が小さい方

*備考:ワークショップの一部を英語で行うこともできます

コースB:「やればできる!」
挑戦する力を習得する

失敗したら終わりではなく、失敗は成功のもと、失敗は始まり、前向きに挑戦する力を身につける「成長マインドセット」の存在を知り、実践し、獲得するプログラムです。

キャリア教育を通して育てたい力である、社会的・職業的自立、社会・職業への円滑な移行に必要な力の要素、基礎的・汎用的能力の②「自己理解・自己管理能力」の向上を目指します。

※マインドセットとは「心のもち方、ものの見方・考え方、態度」のことです。

活動内容(授業例)

1. 仲間づくりの大切さ
2. 挑戦することは楽しい
3. 褒めることの大切さ
4. 自分の固定概念を成長する考え方に変える
5. 自分の達成目標と学習目標を立てる

概要


*対象:小学校5年生から高校生

*ワークショップ時間:3時限(半日で3コマを続けて行うか1コマずつを3日間に分けて行うか選択可能)

*ワークショップ実施単位:1クラス(1クラスの人数は原則6名以上40名以下)単位

*ワークショップ実施場所:  体育館の一部など100m2程度の広さが確保できる場所

*準備品:TVモニターまたはプロジェクター

*費用:ワークショップ実施料15,000円/1クラス3時限または一人500円xクラス人数のどちらか負担費用が小さい方

この写真の作成者 不明な作成者はCC BY-NC のライセンスを許諾されています。

コースC:プログラミング的思考を
習得する

物事を考える時にその物事の動作や順序を理解し、効率的に意図した動作や結果を導くために論理的に考える「プログラミング的思考」を、ゲームを通して身につけます。

※プログラミング的思考とは、「自分が意図する一連の活動を実現するために、どのような動きの組合せが必要であり、一つ一つの動きに対応した記号を、どのように組み合わせたらいいのか、記号の組合せをどのように改善していけば、 より意図した活動に近づくのか、といったことを論理的に考えていく力」です。

出典)文部科学省 小学校段階におけるプログラミング教育の在り方について(議論の取りまとめ)

活動内容(授業例)

1. 日常の何気ない行動を順序立てて振り返ってみよう
2. 勘ではなく、秩序を持って考えて柔軟に解く数学的思考力、空間認識力を身につけるゲーム
3. トライ&エラーと言う創造的なプロセスを身に付けるゲーム
4. コーディングの実際的な働きを体験し、プログラマーの思考回路を習得するゲーム
※コーディングとは、「プログラミング言語を用いてプログラムを書くこと」です

概要


*対象:小学校3年生から高校生

*ワークショップ時間:3時限(半日で3コマを続けて行うか1コマずつを3日間に分けて行うか選択可能)

*ワークショップ実施単位:1クラス(1クラスの人数は原則6名以上40名以下)単位

*ワークショップ実施場所:  教室

*準備品:TVモニターまたはプロジェクター

*費用:ワークショップ実施料15,000円/1クラス3時限または一人500円xクラス人数のどちらか負担費用が小さい方

お申込方法

下記リンクのお問合せフォームよりお申し込みください。

実施状況

ー参考ー

キャリア教育として、ワークショッププログラムから習得できる能力

横スクロールで表全体が確認できます。

能力内容具体的な要素能力が習得できる
ワークショップ
プログラム
人間関係形成・
社会形成能力
多様な他者の考え方や立場を理解し、相手の意見を聴いて自分お考えを性格に伝えることができるとともに、
自分の置かれている状況を受け止め、役割を果たしつつ他者と協力・共同して社会に参画し、
今後の社会を積極的に形成することができる力。
この能力は、社会との関わりの中で生活し仕事をしていく上で、基礎となる能力です。
*他者の個性を理解する力
*他者に働きかける力
*コミュニケーションスキル
*チームワーク
*リーダーシップ
コースA
コースB
自己理解・
自己管理能力
自分が「できること」「意義を感じること」「したいこと」について、社会との相互関係を保ちつつ、
今後の自分自身の可能性を含めた肯定的な理解に基づき主体的の行動すると同時に、
自らの思考や感情を律し、かつ、今後の成長のために進んで学ぼうとする力。
この能力は、子供や若者の自信や自己肯定感の低さが指摘される中、「やればできる」と考えて行動できる力です
*自己の役割の理解
*前向きに考える力
*自己の動機づけ
*忍耐力
*ストレスマネジメント
*主体的行動
コースB
課題対応能力仕事をする上での様々な課題を発見・分析し、適切な計画を立ててその課題を処理し、解決することができる力。
この能力は、自らが行うべきことに意欲的に取り組む上で必要なものです。
また、知識基礎社会の到来やグローバル化等を踏まえ、従来の考え方や方法にとらわれずに物事を
前に進めていくために必要な力です。
*情報の理解・選択・処理
*本質の理解
*原因の追究
*課題発見
*計画立案
*実行力
*評価・改善
コースA


キャリア
プランニング能力
「働くこと」の意義を理解し、自らが果たすべき様々な立場や役割との関連を踏まえて「働くこと」を位置付け、
多様な生き方に関する様々な情報を適切に取捨選択・活用しながら、
自ら主体的に判断してキャリアを形成していく力。
この能力は、社会人・職業人として生活していくために生涯にわたって必要となる能力です。
*学ぶこと・働くことの
意義や役割の理解
*多様性の理解
*将来設計
*選択
*行動・改善
コースC

費用

Cost

教材費として子供一人当たり500円またはワークショッププログラム実施費用として1学級当たり15,000円。詳しくは各ワークショッププログラムの詳細をご確認願います。