浜松市立可美中学校2年生に未来学校授業として、キャリア教育授業を行なってきました。
ハートを作るところでは、みんなでハートを作ることの難しさを体験してもらいました。一人で作るハート、二人で作るハート、みんなで作るハートどれが難しかったか聞いてみるとみんな揃って、みんなで作るのが一番難しいとのこと。ではなぜ?と聞いてみると、少し考えて、パーツが多くなる、みんな違う意見になるなどなど。そうなんです!まさしくこれが社会なのです。部活も同じ!まずはみんなの意見を聞いて、認め合う。そしてたくさんの意見をまとめて1つのハートを作るこのプロセスが大切なことに気づいてくれたようです。
授業内容
仲間と一緒に1つのハートを作るゲームを通して、みんなでどんな形にするかを話し合いそれぞれのグループが協力して1つのものを作るプロセスの大切さをワイワイ言いながら楽しみました。このゲームの中から、1つのハートを作るのにもいろんな意見が出ること、そしてそれぞれの意見に耳を傾けて尊重することの大切さ、自明性に気づいてくれました。
またもう一つのテーマは「夢を持とう!目標を持とう!誰のためにを考えよう!」として、まずは私のキャリア史をグラフで示しながら伝えて、その後で子どもたちには、自分を見つめ直す自己理解ということで、将来何になりたいかがある子供には、その将来に向かって今何をするのか自分目標を立てることを考えてもらいました(Back casting)。まだ将来何になりたいかが決まっていない子供には今、自分が好きなこと、得意なことを見つめ直してもらい、それを将来につなげようと考えてもらいました(Fore casting)。