浜松市立曳馬中学校2年生に未来学校授業として、キャリア教育授業を行なってきました。
この学校はグランドデザインとしてキャリア教育を基本においている学校で、今年は「自律・共生」を目標としています。
一人ひとりが自分の良さに気づき、あらゆる他者を価値のある存在として尊重し、みんなと協働しながら人生を切り拓くことを重点課題としています。
今回の授業でも自分の良さに気づく自己理解と、みんなと協働でハートを作ることを通して協力することの大切さやお互いを認め合うことを学んでもらいました。
この学校は7クラスあり、比較的規模の大きな学校で、多人数の中で個々が埋もれてしまいがちとなってしまいますが、一人ひとりの良いところを出して、自分だけの光を放ってもらいたいと思います。
授業内容
仲間と一緒に1つのハートを作ること通して、みんなでどんな形にするかを話し合いそれぞれのグループが協力して1つのものを作るプロセスの大切さをワイワイ言いながら楽しみました。このゲームの中から、「協力と認め合うことの大切さ」ということに気づいてくれました。
またもう一つのテーマは「夢を持とう!目標を持とう!誰のために何のためにを考えよう!」として、まずは私のキャリア史をグラフで示しながら伝えて、その後で子どもたちには、将来何になりたいかがある子供には、その将来に向かって今何をするのか自分目標を立てることを考えてもらいました(Back casting)。まだ将来何になりたいかが決まっていない子供には今、自分が好きなこと、得意なことを見つめ直してもらい、それを将来につなげようと考えてもらいました(Fore casting)。