浜松市立浜北北部中学校1年生に未来学校授業として、キャリア教育授業を行なってきました。
子ども達は1年間福祉について「共に生きる」というテーマのもとに学んできました。
今後成長する過程で、また将来社会に出る時にも、「一人ではない」「誰一人取り残さない」「仲間がいる」という思いを持ち続け「協力」「認め合う」という言葉をゲームをしながら気づきを持って欲しいという思いで授業を行いました。
「自明性」
ゲームの後からは、子ども達から自発的に「人が集まるといろんな意見が出る」「協力する」という言葉が気づきとして飛び出してきました。
まずは、人の意見を聞き認め合うことの大切さ(自明性)、協力し合うことの大切さ(チームビルディング)を学んでもらいました。
「夢を持とう!目標を持とう!誰のためにを考えよう!」
またもう一つのテーマは「夢を持とう!目標を持とう!誰のためにを考えよう!」として、まずは私のキャリア史をグラフで示しながら伝えて、その後で子どもたちには、将来何になりたいかがある子供には、その将来に向かって今何をするのか自分目標を立てることを考えてもらいました(Back casting)。まだ将来何になりたいかが決まっていない子供には今、自分が好きなこと、得意なことを見つめ直してもらい、それを将来につなげようと考えてもらいました(Fore casting)。
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1年生という多感な時を過ごしている子供達。自分の良いところもあれば、好きでない部分もある事に気づき始めています。
子供達から質問があり「得意なことは何ですか?」と聞かれ、少し考えて「人前で話をすること」と答えました。考えてみれば私が中学生の時に最も好きではないことが人前で話をすることでした。気づけば最も好きでないことが今では最も得意な事に変わっていました。子供達にも自分の良いところもいっぱいあると思いますが、自分の苦手としていることもあるかと思います。子供達にも、苦手なことも自分で変えられるよ!と伝えました。環境などが「変わる」タイミングで自分の意思で「変える」チャレンジをして欲しいと思いました。