磐田市立福田中学校1年生にキャリア教育授業 未来学校授業として、キャリア教育授業を行なってきました。 少し将来のことを考え出し始める頃、自分が中学1年生の時どうだったかを重ね合わせながら、ワークショップではありませんが、キャリア教育の授業を1グループ10名を2グループ行いました。 授業のテーマは「心の扉を開いて、夢を持とう!目標を持とう!誰のためにを考えよう!」として、まずは遊びながらハートを作ることを体験してもらい、問い掛けながらみんなで協力して1つのことを成し遂げることの大切さに気づいてもらいました。次に、私のキャリア史をグラフで示しながら伝えて、その後で子どもたちには、自分を見つめ直すということで、将来何になりたいかがある子供は、その将来に向かって今何をするのか自分目標を立てることを考えてもらいました(Back casting)。まだ将来何になりたいかが決まっていない子供には今、自分が好きなこと、得意なことを見つめ直してもらい、それを将来につなげようと考えてもらいました(Fore casting)。
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みんなで1つのハートを作る際、こどもたちからはいろんな形の提案が出てきました。それを自分たちで、お互いの提案を「いいね」と認め合いながら、徐々に合意形成へと進む過程がとても楽しそうでした。これからの学校生活でも、何かを決める際や話し合う際に、いろんな意見が出て、時には意見が衝突することもあるかと思います。そんな時にはお互いの意見を認め合い、例えばA案とB案とC案が出てきた場合、対話をしながらABC案と言う全く新しい案が合意形成から生まれてくる、そのような対話の機会を増やしてほしいと思います。