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  3. 附属中学校の子どもたちに届いた言葉

「目標(コンセプト)を大切に」

「PDCAサイクル」

「5W1H」

附属中学校でのキャリア授業は、他の学校と異なり、半年間かけて子どもたちが話し合ってきたワークショップの内容をプレゼンテーションし、私が、プレゼンテーション手法、アクションプランの観点からアドバイスするという形で行われました。この後で、子供達から感想文をいただけました。

今回は、その感想文から、グループごとのアクションプラン発表内容はそれぞれ異なるため除いた、プレゼンテーション手法、アクションプラン組立てについて、子供達にどのような言葉、話が響いたのかをAIテキストマイニングを使って分析してみました。(個人を特定するような言葉は含まれていません)

最初の図は、子供たちの文章から単純に単語を抜き出しその検出頻度を文字の大きさで表したものです。次の図は、それをベースに、単語1つ1つに言葉の重さ(重要度)をAIが判断して掛け合わせスコア化したものです。

検出頻度別では、

プレゼンテーション手法について

  • 相手
  • 演劇
  • アクション
  • 伝える

アクションプランについて

  • 目標(コンセプト)
  • 活動
  • 5W1H
  • PDCAサイクル

という言葉が上位にきているのがわかります。

スコア別では、

プレゼンテーション手法について

  • 残りやすい
  • 聞き手
  • 演劇
  • 抑揚
  • 身振り

アクションプランについて

  • 5W1H
  • PDCAサイクル
  • 目標(コンセプト)
  • 掛け合う

という言葉が上位にきているのがわかります。

プレゼンテーションについては、まだ慣れている子供は少なくメモを読みながら発表する子供が多かったため、自分の意見を伝えるプレゼンではなく、聞き手に残りやすい(理解する)プレゼンを行うことが大切と話をしました。

アクションプランについては、まず5W1H Who ,Whatなどを明確に提示することをアドバイスしました。また今回はPlanで終わってしまうようでしたが、Do(実行)、Check(振り返り)、Action(改善)までを考えた計画を立てることが大切と話をし、アクションプラン目標(活動目標、達成目標)を明確に提示することもアドバイスしました。

「掛け合う」

子供たちには、意外な言葉も響いていました。何かと何かを掛け合う、〇〇X〇〇によって、全く新しい物事、発想が生まれることがあるということをアドバイスをして、視点を変えることの大切さが届いたようでした。