「できる」「分かる」「叶う」
階層的クラスタリング分析
今、子供たちにキャリア授業ということを行っています。キャリア教育の一環として、将来どういう職業に就きたいのかを見つめる授業です。
この授業の後で、子供達から感想文をいただけます。
今回は、その感想文(10月分)から、子供達にどのような言葉、話が響いたのかをAIテキストマイニングを使って分析してみました。(個人を特定するような言葉は含まれていません)
今回の分析では、特に階層的クラスタリングに注目してみました。
下位の階層からみていくと、
Step1: まずは子供たちの行動の根底には、「できる」「分かる」「叶う」というポジティブな気持ちを持つことが大切であることに気づいたことがわかります。
Step2: 次に、「考える」「目標を持つ」「夢を持つ」
Step3: さらに、アクションとして「努力する」「好きという気持ち」「変わっていい」「教える(人へ伝える)」「誰のために、何のためにを忘れない」
最後に最上位として「夢を叶える」目標がきています。
つまり、夢を叶えるためには、Step1の気持ちを持ち、Step2を考え、Step3の行動を起こすことが大切であることを子供たちが気づいてくれたようです。
次の図は、子供たちの文章から単純に単語を抜き出しその検出頻度を文字の大きさで表したものです。最後の図は、それをベースに、単語1つ1つに言葉の重さ(重要度)をAIが判断して掛け合わせスコア化したものです。
検出頻度別では、
- 夢は叶う
- 目標を持つ
- できる
- 考える
- 変わる
- 教える
- つくる
という言葉が上位にきているのがわかります。
スコア別では、
- 誰のために
- 夢は叶う
- 目標を持つ
- 何のために
- つくる
という言葉が上位にきています。
就職するにはまだ少し時間がある子供たちですが、夢を叶えるために、目標を持って学校生活を送り、好きな事に打ち込んでほしいと思います。