浜松市立和田小学校6年生に、未来学校授業として、キャリア教育授業を行なってきました。
学び合い、コミュニケーション
事前に先生方から、学び合い、認め合うことの大切さ、塾のように個人で学習するのではなく仲間と共に学ぶからこそ考えが深まることや、自分の良いところや友達の良いところを認め合うことの大切さ、一人では生きていくことはできない、壁にぶつかった時に自分が信頼されコミュニケーションが取れるようになることの大切さを伝えて欲しいとコメントがありました。
ゲームで「学び合い」に気づく
今後成長する過程で、また将来社会に出る時にも、「一人ではない」「誰一人取り残さない」という思いを持ち続け「協力」「仲間がいる」という言葉をゲームをしながら気づきを持って欲しいという思いで授業を行いました。
ゲームの後からは、子ども達から自発的に「相手のことを思う」「協力する」という言葉が気づきとして飛び出してきました。
ライバルではなく仲間
また、勉強でも、みんなはライバルではなく、仲間です。一人で勉強したり考えたりすることも大切だけど、友達同士で問題を出し合ったり、考えたりする方がずっと身につくよ!と私の体験を交えながら話をしました。
目標を持とう!
またもう一つのテーマは「夢を持とう!目標を持とう!誰のためにを考えよう!」として、まずは私のキャリア史をグラフで示しながら伝えて、その後で子どもたちには、将来何になりたいかがある子供には、その将来に向かって今何をするのか自分目標を立てることを考えてもらいました(Back casting)。まだ将来何になりたいかが決まっていない子供には今、自分が好きなこと、得意なことを見つめ直してもらい、それを将来につなげようと考えてもらいました(Fore casting)。
授業が終わってから子供達が近寄ってきてくれました。一人の子は、「お父さんと同じことを言っている!」「将来外国へ行ってみたい(グローバルな視野を持ちたいということ)」と嬉しそうに話をしてくれました。
4月には中学生になる子ども達。これからも将来なりたい職業という夢に向かって、今日自分を見つめ直して、今から努力することを書き出してくれた子供達。これからも夢に向って努力して欲しい、仲間を大切にしてほしいと思います。