浜松市立江南中学校1年生にキャリア教育授業 テーマは「多様性」

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浜松市立江南中学校1年生に未来学校授業として、キャリア教育授業を行なってきました。

仲間と一緒に1つのハートを作るゲームを通して、みんなでどんな形にするかを話し合いそれぞれのグループが協力して1つのものを作るプロセスの大切さをワイワイ言いながら楽しみました。このゲームの中から、子供達の意見を引き出し、1つのハートを作るのにもいろんな意見が出ること(多様性)、そしてそれぞれの意見に耳を傾けて尊重することの大切さ(自明性)、そして協力することの大切さ(チームビルディング)に気づいてくれました。

またもう一つのテーマは「夢を持とう!目標を持とう!誰のためにを考えよう!」として、まずは私のキャリア史をグラフで示しながら伝えて、その後で子どもたちには、自分を見つめ直す自己理解ということで、将来何になりたいかがある子供には、その将来に向かって今何をするのか自分目標を立てることを考えてもらいました(Back casting)。まだ将来何になりたいかが決まっていない子供には今、自分が好きなこと、得意なことを見つめ直してもらい、それを将来につなげようと考えてもらいました(Fore casting)。

江南中学校は、外国籍の子供が比較的多く1~2割ぐらいいるのではないかと思うくらい、廊下ですれ違っても、クラスの中でも多様性、多国籍を感じます。又、普段から養護学校の子供たちとの交流も盛んで、このような環境の中で過ごしている子供達は、自然な感じで多様性の子供達と接していて、特殊性を感じさせない雰囲気がありました。子供達同士の方が意識せず自然に接しあうことができるようで、子どもたちの適応力の素晴らしさ、前向きな姿勢を実感しました。