静岡大学教育学部附属浜松中学校3年生 探究学習ワークショップの発表会にコメンテーターとしてアドバイス

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探究学習の一環として、3年間いくつかのテーマで探究学習ワークショップを重ねてきた子供たちが、「浜松市をよくする施策」と題してその成果を発表する機会にコメンテーターとしてアドバイスを行ってきました。

中学3年生ですが、すでにワークショップを何度も重ねてきているだけあって本来の探究活動を把握していて、課題提起→課題調査→課題共有→ニーズ定義→アクションプラン→発表練習と進めてきたのだと感じさせるものでした。荒削りな点はあるものの、改善できればさらに素晴らしいワークショップを実現できると思い、アドバイスを行いました。あらかじめアドバイスチェック項目は用意しておき、その中でも重要な点いくつかをその場で口頭でアドバイスし、後程書面で細かな点も含めてアドバイスシートを子供たちと共有しました。

今回の子供たちの立場や緊張感などは大変なものだったと想像されますが、どれも素晴らしいワークショッププレゼンでした。アドバイスとしてはプレゼンのやり方とアクションプランの内容の2つを中心に行いました。内容に対するアドバイスとしては、視点を変えること、掛け算の考え方を用いることを提案しました。内容的にはSDGsに関連する内容のプレゼンも多くありましたが、課題だけから施策を考えてしまうためSDGsに対する言及があったチームはありませんでした。SDGsの視点に立ってoutside inの考え方で何ができるかを考えると視野が広がりもっとたくさんのアイデアが出てくるとアドバイスも行いました。

子供たちは半年後には高校へと進学していきますが、今回のアクションプランを計画だけで終わらせずに、ぜひ継続して行動に起こして欲しいと思います。